(日経産業新聞1999年6月2日第22面掲載記事より抜粋)
インフォ・プロがLinux向け
情報システム設計などを手がけるインフォ・プロ(東京、棟方
範幸社長、03・5436・7705)は、SOHO(スモール
オフィス・ホームオフィス)を組織して業務用ソフトを受託開発
する。
開発対象は配布自由の基本ソフト(OS)「Linux」
対応のソフトで、SOHOの活用によって通常より開発コストが
少なくて済む。安価で安定したシステムを構築できるLinux
への関心は高まっている中で、対応する事務計算ソフトが不足し
ている点に着目した。
事務処理用を想定
インフォ・プロはソフト
開発のドット研究所(仙台
市、柳田雄幸社長)と提携
する。ドット研のLinu
X対応のアプリケーション
開発ソフト「Linux用
COBOLコンパイラ」を
定価の十分の一程度でSO
HOに提供してもらう。
大型コンピューターのプ
ログラム言語「COBOL」
の知繊があれば、ドット研
の開発ソフトを使ってLi
nux対応のソフトを作成
できる。
ソフトウエア技術
者にはCOBOLの知識を
持つ人が多い。企業のシス
テム部門で働いていた主婦
などSOHOに企業からの
受託ソフトを開発してもら
う。
SOHOは手持ちのパ
ソコンをLinux対応に
変えたうえで、ドット研の
開発ソフトを活用する。
インフォ・プロは中堅企
業の給与計算システムなど
事務処理用ソフトの受託を
想定している。受託したソ
フトの仕様を分析し、担当
してもらう個々の作業をS
OHOに割り振る。
各SOHOの作業が終わったら、
プログラムとして集約して
稼動状況を検査し企業に納
入する。
六月中旬からインフオが
SOHO希望者に開発ソフ
トの使い方や、Linux
の基礎知識を教育する。
七
月をメドに教育を終え、企
業からソフト開発の受託を
始める。ソフト開発費用は
百万円程度から。
難易度によって受託費用は変わる
が、SOHOの活用で人件
費は大型コンピューターを
利用する場合などに比べ、
半分程度で済むという。
インフォでは低価格の投
資で済み、稼働が安定して
いるLinuxサーバーを
利用したシステムヘの乗り
換え需要が高いと判断し
た。
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